
去る6月14日、令和4年の畜魂祭を開催しました。
心配していた前夜の雨もあがり、時折日の差す初夏の陽気。宮司さんにおこしいただき、慰霊碑前に全員集って、この1年間で犠牲になった牛たちの御霊(みたま)に祈りと感謝を捧げました。

宮司さんの祝詞(のりと)に続き、
牛舎を塩、米、お神酒でお清めしました。
続いては各部門の代表が玉串を奉納。まずは、社長から。
続いて獣医師代表
繁殖部門の代表
農場部門の代表
最後に事務部門の代表

粛々とした雰囲気のなか、儀式は無事終了。
「その身を犠牲にして人々の糧となり…」読み上げられる宮司さんの言葉に、年とって涙腺ガバガバのワタシは思わずウルッとしてしまいました。牛さん、ありがとう。みんなの命を無駄にしないよう、社員一同がんばってまいりますよ。
さーて、ここからは番外編。

宮司さんが置いていかれたお供え物の巨大なお頭付きの黒ソイ。

すぐ調理しないとせっかくの命がムダになることに…。畜魂祭の日にそんなことはご法度です。しかーし、見た目の怖さに女性社員一同「ムリムリムリーッ」。

そこで立ち上がったのが我らがアイアンシェフ(社長です)!いつも手にしているメスを出刃包丁に持ち替え、そのドス黒く固い物体へ果敢に攻め込みます。
せ、せんえぇ、オペの時より表情がし、真剣じゃあないですか?
お、お、うンまそう。。。
新鮮な黒ソイのお刺身。一切れ口に含んだら、おいちぃ顔でましたー♪
牛さんにもお魚さんにも、その命に感謝感謝の一日でした。