子牛の初競りで最高値 〜東奥日報に掲載いただきました〜

新年早々、うれしいニュースが飛び込んできました。

2019年1月11日に青森県家畜市場で開催された子牛の初競りで、当小比類巻家畜診療サービスの黒毛和種、メスの「ちかこ」(290日齢)が最高値で競り落とされました。555頭のうちの1位だなんて、すごいなー、ちかこちゃん。青森県の地元紙『東奥日報』にもしっかり掲載していただきました。ありがとうございます。

ちなみに気になるちかこちゃんのお値段は、1,645,920円(税込)。ふわー、コンパクトカーが買えちゃうお値段ですよ。まぁ、豊洲の初競りで3億3千万円で競り落とされた大間のマグロにはかないませんが(笑)

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そこで、牛初心者のワタシの頭をよぎる、素朴なギモーン。


「ちかこちゃんは、どーしてそんなに高く売れたのかしらん???」

「血統がいいから」というのは容易に見当がつきます。でももっと具体的なことが知りたーい。

ちかこちゃんの父は「安福久」、母は「かつざくら」という牛さん。母方の父は「勝忠平」、祖父が「平茂勝」、曾祖父が「北国7の8」という血統であります。

そこで、通りすがりをとっ捕まえて聞いた獣医師さんや授精師さんの言うことには、

  1. 安福久の子は肉質がとてもよく、高く売れる
  2. とりわけメスは繁殖牛として非常にすぐれた成績を残すので投資価値が高い
  3. 安福久の子は素人でも育てやすい
  4. 安福久は既に他界しているので、種が入手困難になってきている

おおお、いいことずくめ。まさに牛業界のサンデーサイレンスや〜。

さらにさらに、ワタクシ見つけてしまいましたよ。『「平茂勝」や「北国7の8」の血を引く母と安福久の相性は「最高」』というネット情報を。

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ハイ、ここでもう一度おさらいです。ちかこちゃんのオジイちゃんは平茂勝、さらにひぃオジイちゃんは北国7の8・・・・・・あらら、どんぴしゃ〜〜〜。玉石混交のネット情報ですから、真偽のほどはわからないけど、もしかしたらこのこともちかこちゃん高値の一因かもしれませんねぇ。

ちなみにちかこちゃんは体外受精卵を代理母に移植して生まれたET産子。

ということは、ちかこちゃんと同じ血統の受精卵をたくさん作って、大勢の代理母さんからたくさんのメス牛ちゃんが生まれてくれれば、少しは大間のマグロに近づけるんじゃね?なーんて夢はふくらむ今日この頃であります。。。


小比類巻家畜診療サービスでは安福久ほかたくさんの和牛受精卵をこちらで販売中。興味のある方はのぞいてみてください。


by vetkohi | 2019-01-21 16:42 | メディア掲載・受賞

家畜獣医師や牧場の日常を初心者目線でゆるーく発信。(有)小比類巻家畜診療サービスは、青森県上北郡東北町で和牛の受精卵移植や家畜診療、繁殖牧場などを行っています。


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