黒毛和牛のOPU(経膣採卵)

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小比類巻家畜診療サービスのホームページリニューアルが進行中です。事務仕事の合間を見ながら、スマホ対応の小洒落たサイトをぼちぼち制作していますので、気長に公開をお待ちくださいなー。


で、ホームページ制作に欠かせないのが大量の写真であります。特に「会社の顔」である社長のカッコイー写真はマストアイテム。というワケで、「今朝はちゃんとヒゲを剃ってきた」という、働く社長のイケてる写真を撮るべく、黒毛和牛のOPU(Ovum Pick Up=経膣採卵)の様子を先ごろ撮影してきましたよ。


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小比類巻家畜診療サービスで週5日ほど行われているOPU。1回につき4〜6頭の牛から採卵しています。毎朝行われるエッグ・ハンティング。もはや毎日が復活祭、イースターであります(笑)。

まずは、牛さんが痛がって暴れないように麻酔注射からスタート。

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超音波画像診断装置の採卵用プローブ。コレにゼリーを塗り塗りして牛さんに挿入、超音波画像を見ながら卵子を見つけるんですね、きっと。思い出すなぁ、妊婦健診(違)。

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この長ーいのが採卵針。この針を卵巣に刺して卵子を吸引、回収するのだと思われます。ひえぇ、こんなの刺される牛さん大変。麻酔するのも納得です。

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採卵針をプローブに装着して、いざエッグ・ハンティングの始まり〜。

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超音波の画面を食い入るように見つめ、卵子をさがします。

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採卵された卵子はチューブを通ってこちらの容器に回収され、

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胚培養担当者により、こちらのセルコレクターに移されます。肉眼では見えないけれど、この容器の中には確かに牛さんの卵子が入っているのだそうですよ。この後、IVF(体外受精)へと作業は進みますが、その様子はまた今度・・・。


そうそう、当初の目的を忘れておりました。今日の撮影の目的は社長の「カッコイー、イケてる写真」を撮ること。イメージとしてはNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』なんですけど。

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(あー、いい、いい。でもちょっと表情固いかなー。ちょっと笑わせてみようかしらん。。。)

「せんせぇ、カッコいーけどハナ〇ソ付いてますよーぉ」

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「え、まじ?よく付くんだよねぇ、修正で消しといて。」

「なんつってー。ハナ〇ソなんか付いてませんよー。ハナ毛は出てますけどー。」
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(あー、崩れすぎた〜。ごめんなさい、言い過ぎました〜〜。クビにしないで〜〜〜。)

「・・・・・・・・・・・・。」

お仕事中失礼しました。。。でも、理想どおりの「イケてる写真」がバッチリ撮れましたよ。そしてスタッフたちのイケてる写真も撮影進行中です。新ホームページの完成をお楽しみに。。。


《業務連絡》
せんせぇ、かなーり前にお願いしていた、ホームページに掲載する受精卵の一覧表を早くくださいな m(_ _)m

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by vetkohi | 2018-09-18 11:59 | 獣医師の診療風景

家畜獣医師や牧場の日常を初心者目線でゆるーく発信。(有)小比類巻家畜診療サービスは、青森県上北郡東北町で和牛の受精卵移植や家畜診療、繁殖牧場などを行っています。


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