とある肌寒い日の昼下がり、育成牛舎で何かにいそしんでいるゴトー先生を発見。ゴトー先生はこの道40年の大ベテラン。
小比類巻家畜診療サービスのご意見番として日夜大活躍の先生です。
さて、そのゴトー先生が緑色のオペ着に身を包み、何かゴニョゴニョやってます。
お、お、お。これはきっと何かフォトジェニックなシーンがおがめるに違いない!
期待度Maxで近づいてみると・・・
え?終わった・・・?
くるりと背を向け現場を立ち去ってしまったゴトー先生。こちらに目線を合わせようともしてくれません。目深にかぶった帽子とたくましい背中がまるで高倉健さんみたい。
んもー、ツトムったら照れ屋さんなんだからっ(笑)。
処置をほどこされた子牛ちゃんも、何が起こったのかわからず、きょとーん。
そして現場に残った遺留品がコレ。処置現場でたまたま発見。
「焼いて食べていーよ」
と、背後から牛舎スタッフさんに告げられたそれは、まさしく牛の〇マ〇マ!
さっき先生がやっていたのは、牛の去勢だったんですねぇ。
やわらかくて美味しいお肉となるように、肉牛のオスは去勢するのが一般的なのだそう。
にしても牛の睾丸。「ホントに食べられるんかなー?」とググったらクックパッドに「牛の煮玉」なるレシピがありました。「煮玉子」ならぬ「煮玉」(笑)。
次回去勢の際は〇マ〇マをしっかりキャッチして、煮玉の食レポをお届けしたいと思います!